北九州記念 2020|適性分析【穴馬編】と最終予想 ハンデ戦は大穴も織り交ぜて

こんにちは。ディーです。

北九州記念の馬場分析と人気馬分析を前回の記事でしましたので、ここでは穴馬分析をして、最後に予想をまとめていきます。普段であれば、土曜の時計を見て直前予想もしているのですが、その更新が今週はできないので、いくつか前提を置きながらこの場でまとめます。

最も基礎にある小倉の今の馬場分析は以下の記事で紹介していますので、この記事を読んでいて気になった方はぜひ合わせてご覧いただけますとうれしいです。

それでは早速、本日の内容に入っていきます。

記事のアウトライン

この記事では大きく2点について記載しています。

  • 穴馬の適性分析 〜現在の馬場で大駆けしそうな馬は?
  • これまでの分析まとめと優先順位づけ 〜想定オッズの期待値バランスは?


【分析の前提】想定している馬場状態

今週は土曜日に雨予報が出ています。予報では雨は夜に降り、雨もそれほど多くないようです。そのため、日曜のレース当日はパンパンの良馬場で開催され、前回の記事で分析した馬場レベルにて実施されると想定しています。以下の分析は、こちらの前提に基づいていますので、当日の馬場レベルが悪化する場合は、その点を踏まえて予想の参考にしていただけますと幸いです。



穴馬の適性分析

現在の馬場で大駆けしそうな馬は?


まずは穴馬探しからです。さすがにハンデ線とあって、人気薄でも大駆けしそうな馬はたくさんいます。おそらく10回やれば10回とも上位3頭がコロコロ入れ替わるんでしょう。ただ、それでは買えませんので、適性分析に入る前に絞り込みます。

穴馬候補絞り込みの考え方

今回は小倉(野芝)の速い時計に対応できることが大前提です。先週の小倉9Rを参考にする限り(詳細は前述の分析記事参照)、ここでも1分7秒台の決着になりそうです。軽い芝巧者はそれなりにいますが、この時計に対応できる馬はある程度限られます。そこで今回は4人気以下の馬たちが次の条件で好走したことがあるか、または未知の魅力として好走できる要素があるか、の条件で絞り込みました。

<絞り込みの詳細条件>

  • 野芝開催(夏の小倉、秋の中山・阪神)にて1分7秒台で走破し、3着以内に好走したことがある
  • 東京、京都、福島等ローカルの軽い芝、にて1分8秒台前半で走破し、3着以内に好走したことがある


野芝開催はとにかく時計が出てしまうので、今回の想定勝ち時計と同程度の1分7秒台での走破、それ以外は野芝で1分7秒台に対応できるであろう目安として、1分8秒台前半という設定理由です。ポイントはただ持ち時計が速いという点ではなく、その時計で好走している条件で絞る点です。例えば18年の北九州記念に至っては14着の馬まで1分7秒台で走っており、持ち時計だけであればいくらでも速くなりえます。


この考え方で、今回は詳細な分析対象を以下に絞りました。

  • カリオストロ
  • ジョイフル
  • タイセイアベニール
  • ダイメイプリンセス
  • ブライディアレディ


順番に分析していきます。

カリオストロ(斤量51kg)

この馬は実績よりも未知の期待にかけてという側面でピックアップしました。1200mは2戦して2着2回(小倉)ですが、新馬戦、未勝利なので少し参考としづらいです。ただ、4走前(阪神1400m 1勝クラス)が阪神ながら1.20.4の好時計で勝っており、またこのレースは前半3F 34.1-後半3F 34.9と自らラップを締めながら逃げている点も評価できます。斤量51kgも魅力ですので、逃げてそのまま突っ込んでいければ残れるかもしれないという位置づけです。

ジョイフル(斤量56kg)

上がり最速を何回もレースで掲示している馬ですが、上がりはかかった方がよい馬です。1200mで3着以内は過去に5回ありますが、小倉、中京、阪神、福島、新潟(内回り)でそれぞれ1回ずつであり、いずれも平坦小回りか、急坂のあるコースになっています。

走破時計そのものはある程度時計勝負までできており、ベストパフォーマンスは小倉(500万下)1.07.4 1着です。時計自体は素晴らしいのですが、500万下クラスでのもので、馬場自体が異常に軽かったとみるべきですね。過大評価はできません。ただ、小倉ではこの1走のみですしこの人気であれば見限れないです。また、ノメる馬場はマイナスでしょうが、雨の影響が私の想定より大きくなり適度に時計がかかるようになると、より抑えてはおきたいです。

タイセイアベニール(斤量56kg)

ベストパフォーマンスは2走前の鞍馬S(京都1200m)1.07.7 1着です。2勝クラス、3勝クラスを急坂のある中山、中京で勝ち上がってきたため、時計がある程度かかるか、上がりがかかる方が良いのかと思っていたこともありましたが、十分時計勝負にも対応できることを示しています。

また、前走CBC賞4着も1〜3着馬がいずれもある程度前から残っている中、同馬だけは12番手から差し込んできており、3着馬(このレースにも出走しているレッドアンシェル)からハナ差ですから非常に良い内容だったと見ています。この記事を書いている時点で同馬より1つ上の人気のレッドアンシェルを物差しにするのであれば、斤量据置で展開は今回の方が向きそうですから逆転の目があります。頭まで十分にチャンスがあると見ています。

ダイメイプリンセス(斤量56kg)

同レースで2年前が2着、昨年が1着と好走を続けています。その勝ち以来、ここまで勝ち鞍がありませんが、夏場に良績が多い馬ですし、前走アイビスSDも5着ながら0.1差ですから、気にする必要はないと思っています。ちなみに、簡単な季節変動をみる目安として気温が上がってくる7,8,9月に絞った同馬の成績を見てみると、13戦して5-1-0-7と連対率46%、負けたレースも19′ セントウルSを除いて全て0.5差以内に納めています。直接気温との連動を分析していないのでそこまで単純なものではないとご指摘もありそうですが、便宜的にみるだけでも季節に偏りがあるのはわかります。

ただ、若干の懸念があるとすれば、調教師からやや硬さがあるとコメントが出ているところです。追い切りの時計自体は悪くないので、このコメントをどう解釈するかというのはあるのですが、一つの事実として。

なお、過去2年の北九州記念は19年の方が前3Fと後3Fの差が大きく、前傾ラップになっており、差し馬の同馬に展開が向いたと言えます。今回も展開理が見込めるので、年齢や近走の凡走を嫌われて人気が落ち着くようであれば楽しみな存在です。

ブライティアレディ(斤量52kg)

この記事を書いている時点(金曜夜)ではnetkeiba.com上の想定オッズが一番下です。

この馬は小倉1200m(19′ 佐世保S 3勝クラス)で1.07.6 3着というパフォーマンスを持っています。3勝クラスのものですから、G3のこの舞台には評価できる時計と考えます。このパフォーマンス以外にも非常に小倉では相性が良い馬で、0-2-3-4と複勝率は50%を超えます。勝ちきれないと言えばそれまでですが、人気薄で飛び込んできた時に馬柱表を見返したら、十分拾える要素があったと思えるパターンの典型です。

もう少し突っ込んで考えてみると、小倉でも勝ちきれないのは上がりのせいだと思われます。この馬の4勝の内訳は、阪神(急坂があり上がりのかかる)で3勝、京都で1勝(この時も上がりは35.0)で、とにかく上がりがかかってほしいタイプです。そのため、小倉も小回りの上がりがかかる条件を生かして好走しています。それでも条件戦で勝ちきれないあたりは、やはり平坦な馬場では一押し足りなかったということですが、今回は逃げ馬が多くおそらく前半3F32秒台まで出るような展開と想定されます。その展開が一押しになり、軽い斤量が生かされれば、大駆けするチャンスはあると見ます。


↓次ページにて人気馬を含む、優先順位づけを行います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です