札幌記念 2020|馬場分析&適性分析 堅いレースなりそう?人気馬・穴馬を検証!

こんにちは。ディーです。

今週は元々、ハンデ戦で荒れそうな北九州記念の予想をメインに考えていましたが、札幌記念は少し気になりますので、簡易に分析し記事にしてみることにしました。少しでも参考になりましたらうれしいです。

記事のアウトライン

この記事では大きく4点について記載しています。

  • 先週の時計を踏まえた馬場分析
  • 人気馬の適性分析
  • 穴馬の適性分析
  • 〈まとめ〉優先順位(印)づけ



先週の時計を踏まえた馬場分析

どんな特徴を持った馬が好走しそうか?


まずは、先週8/16の札幌芝レースの走破時計を用いて馬場状態を確認します。

2020年8月16日札幌芝レースの走破時計比較

週中に雨があって馬場荒れが進んだ影響もあると思いますが、開幕3週目にして洋芝らしい時計がかかる馬場になってきています。例えば、8月7日の開幕週には3歳1勝クラス(2000m)の勝ち時計が2.01.2でしたが、表にある10Rをみると2勝クラスでも2.01.9です。札幌競馬場は洋芝で、他の競馬場と比較すると力のいる馬場なわけですが、ここにきてその傾向が強くなってきている印象です。

また、位置どりの極端な優劣はなくなってきています。10Rは極端なSペース、11Rと12RがMペースという展開を考慮すると、12Rが良い物差しだと思うのですが、クイーンSのような極端なHペースでなくても、差し届く馬場にはなっています。ただ、上がりがかかる馬場とは裏腹に短い直線コースで刺し届きにくい特性がある点、(馬場適性とは直接関係ありませんが)札幌記念は出走頭数が少なく展開がある程度落ち着くであろう点を考慮すると、基本は先行できる馬から入った方が安全だと考えています。

馬場分析まとめ

  • 開幕から3週が経ち、しっかり時計・上がりのかかる馬場になってきている
  • 位置どりの極端な優劣はなく、展開影響が大きい
  • 札幌記念の出走頭数が少なくペースが落ち着くことが想定されるため、短い直線を生かして立ち回れる先行馬から入りたい

人気馬の適性分析

想定人気馬は信頼できそうか?死角はあるのか?


では、上記の馬場傾向を踏まえ、人気馬の適性を分析していきます。ピックアップしたのは次の4頭です。

  • アドマイヤジャスタ
  • ノームコア
  • ブラックホール
  • ラッキーライラック

アドマイヤジャスタ

前走の函館記念で走れる状態に戻してきたことを証明しただけでなく、洋芝(重い芝)への適性を示しました。ここでも好走できるかどうかのポイントは2つで、①前走より速くなると想定される時計への対応、②前走と異なり溜める展開になると想定される上がりへの対応、です。上がり自体は圧倒的な瞬発力を求められるわけではなりませんが、前走があまりに展開と位置どりがハマった印象はあるので、勝負所でしっかり加速できるかどうかですね。

今回は相手関係には恵まれている印象があるので、相対評価では浮上してきそうですが、速くなる時計への対応にはやはり懸念があります。

ノームコア

ヴィクトリアマイルの勝ち馬で、当時の走破時計が1.30.5 (33.2)のとてつもないパフォーマンスです。圧倒的な軽い芝巧者ですよね。

一方で、こちらの時計は昨年のもので、今年に入ってピークを超えた説もあるようです。しかし、今年も同レースで3着しており、前が止まらない馬場をここまで差し込んできていますし、前走の安田記念も牡馬相手に0.5差4着ですから「立派」の一言で、そういった心配はないように思います。

時計勝負がベストではありますが、昨年1月の愛知杯(中京2000m)で2.00.1 (33.5) 2着しており、時計がかかっても好走したことがありますので、心配ないと思っています。

1点気がかりがあるとすると、時計がかかる小回りコースが初という点です。前述の愛知杯も中京の長い直線を生かして差し込んできており、ベストが時計勝負のできる長い直線コースだとすると、時計がかかる+上がりがかかるの2段階で得意な馬場から外れます。さすがにパフォーマンスは落ちると思いますし、そういった条件では牝馬にも過去に負けていることを考慮しての相対評価をしっかりしたいと思います。

ブラックホール

2歳時に札幌2歳Sを勝っています。これまで上がり33秒台は一度もなく、明確な時計のかかる馬場が向くタイプです。

2000mでみれば、これまで最も勝ち時計がかかったときで弥生賞(中山2000m, 重馬場)2.03.2 4着 (0.4差)でした。同じ中山2000mでもホープフルS(勝ち時計2.01.4)を9着 (1.9差)、皐月賞(勝ち時計2.00.7)を9着 (1.4差)としているように、負荷がかかるほど良さそうです。

その意味では、いまの札幌競馬場では馬場がかなり渋るような雨がない限り厳しいのではないかと見ます。ローテーションの問題はもちろんあるのでしょうか、条件だけ見れば函館記念でむしろ見てみたかったです。

ラッキーライラック

G1馬らしく非常に様々な条件で好走していますが、本質的には力のいる馬場・タフな馬場の方が、より力を発揮できるタイプだと思っています(前走の宝塚記念のようなノメる馬場は大きくマイナスなようですが)。判断材料として、勝った条件よりも負けた条件を見てみると、高いレベルではありながら、オークス(東京)で切れ負けし、秋華賞(京都小回り)で時計に対応しきれず、ヴィクトリアマイル(東京)で、やはり切れ負けしています。

非常に強い馬ですので、G1のようなハイレベルな条件を見ないとなかなか苦手な条件が見えてきにくいですが、こうしてみるとやはり時計勝負よりも力のかかる馬場が良いです。ちなみに、秋華賞と同じ京都でエリザベス女王杯を勝っていますが、こちらは2200mと距離が長く(負荷が大きく)、極端なSペースにより得意の瞬発力勝負に持ち込めたことが大きいと考えています。

また、距離についてもタフな条件という意味で、1800mから2400mあたりがよく、距離が短いほど力のかかる馬場になる方がよいです。いずれも高いレベルの話ですが、ラッキーライラックほどの馬でも1600mや負荷の足りない馬場の1800mでは過去に牝馬相手でも先着を許していますから、上記で特徴を捕らえられていると思います。

これらの条件から札幌2000mは今の馬場状態であれば合うと思います。小回りも京都で立ち回れていますし、初の洋芝も日本以上に力のかかる香港ヴァースで2着できるくらいですから、問題にならないと考えています。信頼できる人気馬との判断です。

次ページにて穴馬分析と優先順位(印)づけに入ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です